創成科学研究科環境共生系専攻の大中臨さんが環境DNA学会第4回大会ポスター発表会において最優秀賞を受賞しました

創成科学研究科環境共生系専攻の大中臨さんが環境DNA学会第4回大会ポスター発表会において最優秀賞を受賞しました

(令和3年12月27日掲載)

2021年11月20日(土曜日)にWEB開催された環境DNA学会第4回大会のポスター発表会において、大学院創成科学研究科環境共生系専攻博士後期課程1年の大中臨さんが博士課程・一般の部で最優秀賞を受賞しました。

受賞対象となったタイトルは、「空気中の環境DNA分析に適したエアーサンプリング法の検討」で、今まで水中の生物を中心に適用されていた環境DNA分析を陸上生物のモニタリングに適用するために、3種のエアーサンプリング方式を用いた野外実験を行い、空気中の環境DNA から鳥類や哺乳類の在・不在を把握する最適なエアーサンプリング法を検討しました。その結果、空気中の環境DNAに基づく広域的な生物モニタリングの実現可能性を示し、この度の受賞となりました。

受賞に関して大中さんは、「身に余る賞をいただき大変光栄です。環境DNA分析は環境保全に関する様々な取り組みにおいて非常に重要な技術であると認識しておりますので、本研究テーマに携われたことを幸いに思います。ご指導いただいた先生方やご協力いただいた全ての方への感謝の気持ちを忘れず、今後も研究・勉学に励んで参りたいと思います。」と述べています。