創成科学研究科博士前期課程電気電子情報系専攻の安藤智大さんが国際ワークショップ IWAIT2022においてBest Paper Awardを受賞しました

創成科学研究科博士前期課程電気電子情報系専攻の安藤智大さんが国際ワークショップ IWAIT2022においてBest Paper Awardを受賞しました

(令和4年3月8日掲載)

創成科学研究科博士前期課程電気電子情報系専攻2年の安藤 智大さん(情報メディア表現学研究室(指導教員:多田村克己教授))が2022年1月4日(火曜日)~6日(木曜日)に、オンラインで開催された国際ワークショップ「2022 INTERNATIONAL WORKSHOP ON ADVANCED IMAGE TECHNOLOGY (IWAIT2022)」において、「Best Paper Award」を受賞しました。

本賞は、国際ワークショップにおいて、優秀な論文を表彰するものです。

対象となった研究論文は、”Automatic Extraction of Ridge and Valley Lines based on Overground and Underground Openness( Tomohiro Andoh, Toshikazu Samura, Katsumi Tadamura)”です。高解像度の標高モデル(標高データ)の情報から3次元地形を構築し、計算点全周の視野に相当する半球を立方体の上半分(ヘミキューブ)で近似し、このヘミキューブの各面をスクリーンとみなしてそこに周囲の地形を描画し、その結果から地上もしくは地下開度を求めることによって、標高データの精度を反映した地上・地下開度計算可能となることを発表しました。さらに、その描画の範囲を変えて得られる開度を組み合わせることによって尾根と谷周辺をそれぞれ強調させ、そこから閾値処理によって尾根領域と谷領域を抽出し、細線化することで山の尾根や谷を自動検出する手法も提案しました。

国際ワークショップ IWAT2022はこちら

Best Paper Awardを受賞した安藤智大さん