工学部機械工学科4年の歌野暉竜さんが宇部市「Ube VR Awards 2022」においてグランプリを受賞しました

工学部機械工学科4年の歌野暉竜さんが宇部市「Ube VR Awards 2022」においてグランプリを受賞しました

(令和5年1月5日掲載)

令和4年12月18日(日曜日)に宇部市起業等支援施設「うべスタートアップ」において、宇部市が、次世代デジタル・イノベーション人財の育成と新ビジネス創出支援事業の一環として主催する3次元バーチャルリアリティVR動画制作のスキルアップ講習と「Ube VR Awards 2022」があり、参加した9チームの中から工学部機械工学科4年の歌野暉竜さんが、グランプリを受賞しました。

歌野さんは、「宇部市×山口大学工学部×宇部工業高等専門学校との社会連携講座」(担当教員:小柴満美子(機械工学科))の受講生として、宇部市と中国・威海市間との中学生VR/AR国際文化交流事業の制作新技術の準備・支援を主導しました。ものづくり創成センター授業「創成デザイン工学特論及び演習」(教員:小柴、Yahoo中村友一氏・水田千惠氏)で宇部市のSDGs課題に向き合うIT試作を通して、宇部市内の魅力エリアを1か月にわたり360°動画に撮り貯め、視聴覚メディア・VRとタイムラプス、ドローン技術を駆使し、先端アプリケーションを探索・習熟することで、より自在な時空間編集へと挑戦したことが、今回の受賞に至りました。

現在は、現実世界とデジタル仮想現実を繋ぐ新メディアが人々の感性神経機能をどのように拡張させることができるのかについて、卒業論文研究課題として探索を続けています。

受賞に際して歌野さんは、「2次元と3次元のハイブリッド編集など、情報が溢れる360度の動画内で視聴者の心を掴む動的デザイン法を学ぶことができました。これらを今後の研究活動に活かし、より一層精進していく所存です。」と今後の抱負を述べています。

歌野暉竜さんグランプリを受賞
(令和4年12月18日)