創成科学研究科化学系専攻の高橋優花さんが第51回結晶成長国内会議で講演奨励賞を受賞しました

創成科学研究科化学系専攻の高橋優花さんが第51回結晶成長国内会議で講演奨励賞を受賞しました

(令和5年2月1日掲載)

令和4年10月31日(月曜日)~11月2日(水曜日)に広島市RCC文化センターで開催された第51回結晶成長国内会議(NCCG51)において、大学院創成科学研究科博士前期課程化学系専攻1年の高橋優花さん(小松・麻川研究室)が講演奨励賞を受賞しました。

受賞講演は、「ジオポリマー法を用いたゼオライトの低温早期生成」です。この研究は、コンクリートに代わる環境に優しい固化体作製法として注目されるジオポリマー法を用い、低温・短時間でゼオライト結晶を作製し、同時に生成機構も明らかにした新しい低コストのゼオライト生成法を開発したものです。

受賞に対して高橋さんは、「このような賞をいただき大変光栄です。学会発表の際は、他大学や企業の方からたくさんの質問やアドバイスをいただき、有意義な時間となりました。この受賞を励みに、今後も研究活動に取り組み、環境問題などの様々な社会問題解決に向けゼオライト作製法の応用を目指したいです。」 と述べています。