創成科学研究科の藤田正則教授が2016年日本建築学会賞(論文)を受賞

創成科学研究科の藤田正則教授が2016年日本建築学会賞(論文)を受賞

(平成28年6月8日掲載)

大学院創成科学研究科工学系学域感性デザイン分野の藤田正則教授が「CO2排出量の削減を目指した鋼構造のリユースに関する研究」で2016年日本建築学会賞(論文)を受賞し、表彰されました。

日本建築学会賞は、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかるとともに、わが国の建築文化を高める目的で、建築に関する特に優秀な業績を表彰することとしており、国内で最も権威のある建築分野の賞です。

本受賞は、鋼構造分野における環境負荷削減の観点から、材料再生のためのCO2排出をともなわないリユースに注目し、鋼構造の設計・施工・解体などの様々なフェイズでの問題点を解決する方法を提案し、建築構造、建築生産など多岐にわたる分野において貢献したことが高く評価され、受賞に至ったものです。

藤田教授は、「2009年に山口大学に赴任して以降、藤田研究室の学生たちとともに取り組んできた研究成果が認められたことを大変嬉しく思います。」と語っています。