山口大学が令和元年度産業標準化表彰(経済産業大臣表彰)を受賞しました

山口大学が令和元年度産業標準化表彰(経済産業大臣表彰)を受賞しました

(令和元年10月23日掲載)

山口大学が「令和元年度産業標準化表彰(経済産業大臣表彰)」を受賞し、10月8日に開催された経済産業省主催の表彰式において表彰されました。

同賞は、標準化活動や適合性評価活動などに関与し、国際標準化・産業標準化に顕著な功績のあった個人または組織が対象となります。

本学は、次の二つの活動が評価され組織表彰を受けました。ひとつは、創成科学研究科循環環境工学分野の佐伯隆教授が新市場創造型標準化制度を活用したJIS B 8702(静的流体混合装置の混合性能測定方法)の制定において、テーマ発掘から原案作成委員会の委員長を務め推進に寄与したことが評価されました。もうひとつは、文部科学省・経済産業省の標準化人材教育育成プログラムの3拠点大学の一つとして、若手教員が積極的に周辺大学を巻き込んで国際標準化人材等の教育を行っていることが評価されました。

都内のホテルで開催された表彰式には、松本洋平経済産業副大臣が出席し、受賞者に表彰状を渡されました。大学を代表して表彰状を受け取った佐伯教授は、「山口大学が知財教育を熱心に進めていることは広く知られており、今後、さらに標準化の実績を積み、社会に貢献できる大学となるため精進していきたいと思います」と語っています。

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創成科学研究科の佐伯 隆教授が企業との共同研究の成果をもとに作成した『静的流体混合装置の混合性能評価方法』が日本工業規格(JIS)として制定(官報公示)されました

表彰式の様子
左から本学知的財産センター 佐々木 通孝准教授(特命)、佐伯 隆教授、一般財団法人日本規格協会 蛭間 功氏