空気の力・風の力をテーマに「おもしろ科学教室」を実施しました

空気の力・風の力をテーマに「おもしろ科学教室」を実施しました

(令和2年10月27日掲載)

10月4日(日曜日)、下関市立彦島公民館において工学部の岡田秀希技術専門員が講師となり体験型科学教室「おもしろ科学教室」を実施しました。この教室は、市内の公民館が企画する「地域ふれあい活動」の一環で毎年実施しており、当日は小学生と保護者10組(計20名)が参加しました。

「空気の力・風の力」をテーマに、空気の重さの体感、プロペラと風力発電、ドローンのしくみと操縦体験、グライダーの工作とテスト飛行、空気の振動と音の発生、共鳴現象、珍しい楽器(ヴィヴラスラップ、フレクサトーン、カホン)体験、ストローを使った楽器作りといった実験や工作を通じて科学を体験しました。

今年の教室は、新型コロナウィルスの影響による様々な制約(3密回避)の下での企画となりました。収容人数400名の広い会場を使い、例年の1/2以下の定員(20名)で参加者を募集するとともに、工作材料には個別包装されたキットを利用する等の対策を講じて実施しました。結果的に少人数の参加者に対して濃密な科学体験を提供することができ、新しい様式での学びの形態を試みる貴重な機会となりました。