第2回生命分子インターネットワークセンターシンポジウムを開催しました

第2回生命分子インターネットワークセンターシンポジウムを開催しました

(平成30年10月4日掲載)

9月26日(水曜日)、常盤キャンパスのD11講義室において、学部横断型学術研究拠点生命分子インターネットワークセンター(IoL)活動の一環として、第2回シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムは、生命をテーマに学部の垣根を越えた学術的交流を図ることを目的として開催し、今回は3名の講師に講演を依頼しました。生命分子合成から細胞内挙動、そして、開発した技術の実用化に向けた医療現場での活動など、生命に関わる複雑な問題を、最先端の研究者の視点で講演していただきました。

また、シンポジウム後半では学生によるポスター発表を行い、優秀な発表に対してIoLポスター賞を授与しました。

生命現象を理解するためには、あらゆる分野の協力が不可欠です。本シンポジウムが異分野交流及び新しい学際的研究領域の創成へ寄与することが期待されます。

最後に、参加していただいた皆様に感謝申し上げます。

【講演内容】

  1. 細胞核のサイズ制御細胞核のサイズ制御(山口大学大学院創成科学研究科理学系学域 原裕貴助教)
  2. ベンチサイドとベッドサイド~医学研究の双方向の流れ(山口大学 岡正朗学長)
  3. 生体分子の構造変換ダイナミズムへの介入を指向した化学触媒(東京大学大学院薬学系研究科 金井求教授)

【IoLポスター賞】

  • P15量的管理による植物工場産レタスの硝酸塩含量低減
    竹本拓海(山口大学農学部生物資源環境科学科4年生)
  • P17ニコチノイド骨格を有する有機ビスマスの合成と生物活性
    嶋本勇也(山口大学大学院創成科学研究科博士前期課程地球圏生命物質科学系専攻2年生)

生命分子インターネットワークセンターHP:
http://yulifemol.chem.yamaguchi-u.ac.jp/

講師を交えての記念撮影
シンポジウムの様子