全日本学生室内飛行ロボットコンテストで学生が二つの賞を受賞しました

全日本学生室内飛行ロボットコンテストで学生が二つの賞を受賞しました

(平成30年11月5日掲載)

工学部機械工学科及び大学院創成科学研究科機械工学系専攻の学生で構成されるチーム「電脳飛行」が平成30年9月28〜30日に大田区総合体育館(東京)で開催された日本航空宇宙学会主催の「第14回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」において、出場した一般部門でベストクラフト賞(ファナック賞)、自動操縦部門でベストプレゼンテーション賞(住友精密工業賞)をそれぞれ受賞しました。「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」は、全国から50の参加チームが集まって、室内で飛行する航空機型ロボットによる競技です。チーム「電脳飛行」が制作した航空機型ロボットは、競技中で全てのミッションを完了し、無事に滑走路に帰還したことで高得点を獲得しました。

チーム「電脳飛行」の活動は、山口大学工学部同窓会である常盤工業会の支援の下で行われ、半年に及ぶ機体設計・製作・自動制御システム実装の各工程を経ての大会出場となりました。今回のベストクラフト賞の受賞は、安定した飛行を実現できる機体を製作した点が評価されたもので、ベストプレゼンテーション賞の受賞は、横力の発生により機体を旋回させる機構についてポスター上でわかりやすく説明した点が評価されたものです。

チーム電脳飛行・長岡賢君(機械工学系専攻計測情報工学研究室)のコメント
「今大会では出場した両部門とも決勝に進出し、一般部門でベストクラフト賞及び過去最高の4位、自動部門ではベストプレゼンテーション賞を頂き、 大きく躍進することが出来ました。決勝当日の台風直撃や大会前日の練習飛行時に機体が大破する等トラブルが絶えませんでしたが、何とか乗り切れたことは誇らしく思います。」

チーム電脳飛行の今後の活躍にご期待ください。なお、チーム電脳飛行の活動の様子は、以下のブログにて公開されていますので、是非併せてご覧ください。

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