工学部グローバル人材育成支援事業成果報告会を開催

工学部グローバル人材育成支援事業成果報告会を開催

(平成30年12月4日掲載)

11月22日(木曜日)、常盤キャンパスにおいて工学部グローバル人材育成支援事業成果報告会を開催しました。本報告会には岡学長をはじめ、堀副学長、福田副学長、常盤工業会藤井会長、工学部教育後援会村中会長らを来賓に迎え、約90名の参加がありました。

本報告会は、工学部が平成24年度から平成28年度にかけて「文部科学省 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業」に採択され、今年3月に最終評価を受けたことを機に、期間中の取組みを振り返ると共に、今後の工学部グローバル化への取組みを考える機会となるよう開催され、専任教員による特色ある語学教育の取組みや独自開発した海外研修の成果を報告がありました。

また、この事業支援を受けた学生を代表して3名の学生が発表を行い、学長をはじめ多くの参加者から大変感銘を受けたとの講評をいただきました。

機械工学科4年の引田優大さんはUCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)への海外研修を経験した後、専任教員による語学教育を受け、さらに、独自にTOEICのスコアアップを上げる手法を考案して、わずか1ヶ月で915点を取得した経緯を発表しました。相緒春菜さん(創成科学研究科建設環境系専攻修士課程1年)はシンガポールで、宮地智仁さん(創成科学研究科建設環境系専攻修士課程1年)はミャンマーで、それぞれ約1ヶ月間企業インターンシップを体験し、専門力+αとしての英語能力を現地で実践し、本事業で培ったコミュニケーション能力や国際性の重要性について得た知見を語りました。

工学部では事業終了後も継続的に高年次までの英語教育必修化や特色ある海外研修を実施しており、この積極的なグローバル人材育成の取組みが山口大学全体に発展されることが期待されます。